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台湾の合法ハーブ、檳榔(ビンロウ)を原住民の村でごちそうになる

台湾の南には、漢民族が大陸からやってくる前から

島にもともと住んでいた原住民が今も暮らす村がたくさんあります。

be-hempiness.hatenablog.com

 

政府に認定されれているのは16の民族。

未認定の民族はそれ以上。

 

その村のうちのひとつの、収穫祭のようなお祭りに台湾人の友人と遊びに行ってきました。

台湾で体験できる合法ハーブ

台湾にも、独特のハーブ文化があります。

 

それがこの檳榔(ビンロウ)

この写真は、実際にそのお祭りで撮ったもの。

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まだ枝にくっついた状態です。

ちなみに、こちらは占いに使う壺だと説明していました。

 

女性は触ってはいけないというルールがあるそう。

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写真を撮っていたら絶対に触れないでね、と原住民の男の子から言われました。

 

何かしらの根拠があるにせよないにせよ、世界のどこにいってもこういう女人禁制のルールはありますよね。

日本も、昔は女性が相撲の土俵に上がることは禁止でした。

 

ビンロウとはなにか?

このビンロウはなんなのかというと、ヤシの実。

れっきとした漢方薬の一種です。

 

台湾では、これをキンマの葉にくるみ

石灰をまぶしたものを噛みタバコとして楽しみます。

 

台湾では、ビンラン(Bīn láng)と発音します

Areca catechu L. ヤシ科(Arecaceae)
生薬名:ビンロウジ(檳椰子) 薬用部位:種子
東南アジアに分布する単幹性の常緑高木で樹高10~20mに達します。ココヤシと違い幹は真っ直ぐに伸びるのが特徴です。本種の種子を生薬「ビンロウジ(檳榔子)」と称し、アルカロイドの一種アレコリン、アレカイジンなどを含みます。駆虫、血圧降下、縮瞳作用を有し、一般漢方製剤294処方のうち女神散(にょしんさん)、九味檳榔湯(くみびんろうとう)など6種に配合されています。www.takeda.co.jp

 

台北などの街中では少なくなったそうですが、ちょっと郊外に行くと路上で買えます。

"BETEL NUT 檳榔" - Taiwanese Chewing Gum (by Nokia 6230i)

 

日本では薬局方にも記載されていて

麻薬ではありません!

 

輸入も可能です。

日本では薬局方にも記載されている[1]

また、ミカンコミバエが死滅していると考えられる製法(瓶詰真空パック、十分に乾燥させたもの)を用いていれば、ミカンコミバエ種群の発生地域からも輸入可能である[3]。「檳榔は麻薬であるから日本に持ち込むことができない」という認識は誤りである[4]

ビンロウ - Wikipedia

ビンロウを噛むとどうなる?覚醒効果は?

さくっと言うと、しびれて、酔っ払ったようになります。

 

私の場合は、舌に載せた時点でピリピリしてきたので

「おーこれは!!!神経系に効くやつか!」

と認識。

 

味はまずいです。

ボゾボゾとした繊維に、渋くて苦い液がまぶされている感じ。

 

出てきた唾液と一緒に飲み込んでちょっとすると、頭の中がぽわーとしてきます。

お酒に酔ったのと同じです。

 

よく言われている通り、口の中と唾液は真っ赤。

 

ビンロウはタバコのニコチンにも含まれるアルカロイドの一種

アレコリンが含まれており、副交感神経系に対する作用があります。

 

ということでビンロウはサイコアクティブサブスタンスです。

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ビンロウのメディカルハーブとしての効果

こちらに、ビンロウのハーブとしての効果がまとめられていました。

  • 便秘
  • 寄生虫
  • 歯周病
  • アフタ性潰瘍
  • 歯肉炎
  • おりものの異常に
  • 下痢
  • 口臭に
  • サナダムシ
  • 消化不良
  • かぜの症状

などにビンロウを用いるそうです。

herbpathy.com

 

さらにはこのビンロウを毎日10個以上噛むと

統合失調症の症状を和らげる

との研究もあります。

According to a report in New Scientist for August 5, the chewing of betel may relieve many of the symptoms of schizophrenia. Investigators from the University of Auckland have studied its use in the Western Pacific, where the incidence of schizophrenia in some regions is high - in the Republic of Palau two in every hundred inhabitants of the island are affected. 

https://www.pharmaceutical-journal.com/betel-and-the-brain/20002834.article

 

ただタバコと同じで発がん性や依存性もあるので、常用は注意。

 

インドにもあるビンロウ文化

まったく同じこのヤシの実を噛む文化、インドやタイにもあります。

 

インドの噛みタバコ、パーンにはこのビンロウの砕いたものが入っています!

路上でもよく売っていて、歯の欠けたインドのおっさんたちがクチャクチャやってますよね。

India, Day 15

これです。

中に入れるものは、好みで注文できます。

India-5238 - Paan

 

食後に食べる、ミタ・パーン(ミタ=甘い)は

結婚式なんかでもよく出し物として出ています。

meetha paan

ビンロウの可能性

台湾でも、ヤンキーやトラックの運転手など、低俗な人たちが嗜むもの

とされているビンロウ。

 

ただ、メディカルハーブとしてはいろいろな可能性がありそう!

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