解決!チャラスとハシシの違いは何なのか【マリファナのカテゴライズ問題】
チャラスとハシシ、どちらも結局、大麻樹脂であり違いはないでしょ
という人も多いですが
チャラス(ヒンディ語)
はつまり、インドでいうところのハシシ(英語)である
と、言語上訳されるものの
チャラスとハシシ、まったく別のカテゴリーに属す
というのはご存知でしょうか
Hempiness♥の最新記事はこちらです
分類が難しい大麻製品
それではチャラスとハシシ、ふたつの違いはなんでしょうか?
どちらも黒に近い深緑色で板状だったり、丸まっていたりする
大麻樹脂であることには変わりありません。
ハシシは世界中にありますが
インドのチャラスは、北インドの山岳地帯ヒマーチャルプラデーシュが原産。
その中でも、マラナクリーム(Malana cream)といえば世界で名の知れた最高級品
私がこれまで信じていた、このふたつの違いは
一方で
- ハシシはそれよりも劣るグレードで、多少の繊維も含む樹脂。二番絞り。
というもの。
チャラスが身近にやって来たとき、品質を確かめるため
手で割ってみて断片に繊維分がどれだけ少ないか確かめるんですよね
柔らかく、オイル分がたくさん含まれているのもいいですね
インドの大麻樹脂の歴史
インドにおける大麻樹脂の歴史について触れておくと
インドではハシシは1980年代まで、政府の運営するショップで、医薬品として、または宗教上の使用を目的に普通に販売されていました。
しかし、アメリカからの圧力により
インドでも非合法とされ、持っているだけで懲役10年という厳しい刑が課せられることに
それでも、特にチャラスはシヴァ信仰と深く結びついており
ヒンドゥ教のあらゆる流派で用いられています
サドゥたちがチラムでボバーーーーと煙を上げてますよね。
あれはチャラスを細かく丸めたものと、タバコを混ぜたものをチラムのトップに置き
火をつけて吸い込んでるんです
チラムを受け取り、吸い込む前はシヴァにお祈りします。
マントラを唱える人もいますね
チャラスとハシシ、2つの違いとは?
チャラスがハシシと混同されてしまう
その理由を、ビギナーな私はコレだと思っていました。
それは
チャラス自体のグレードがそもそも様々なため、カテゴライズが難しいから
ちょっと低いグレード(繊維分が多い)ものもチャラスと言って売られてしまうため
最上級品であるべきのチャラスと、二番手のハシシ、この2つの違いがきちんと認識されていない
少なくとも私はそう思っていたんです
チャラスの定義をあらためてお勉強
でも
ある人物から正しい知識を授けてもらいました!
私も、そこにいた全員も知らなかったそれは
こちら
- チャラス
→大麻草は生きたまま採取
- ハシシ
→草を刈り取ってから採取
言ってみれば死んだもの
というもの。
ウィキにもちゃんと載ってます
The difference between charas and hashish is that hashish is made from a dead cannabis plant and charas is made from a live one.
生きていたか死んでいたかの違い!
それじゃあ、手にとってみても吸うまで分からないし
何でもかんでもチャラスと言って売る輩が出てくるのも仕方ありません
だって、樹脂としての品質以前に
それが作られたときに大麻草が生きていたか死んでいたかなんて、確かめようがないですもん
ただヒンドゥ教と結びついているので、植物を殺さずに採取する、というところにもなにか意味合があるはずですね
インドで樹脂を購入したい場合は注意
もし英語圏の国のお友達がいるなら、チャラスとハシシを混合しているケースが多いです。
なぜなら、前述したとおり言語上の問題。
チャラスというものがないインド以外の国では
THCが一番多く含まれる樹脂はつまりハシシですから、混乱しますね
実は私のアメリカ人の友達のケースです。
インドに来て英語で「ハシシを購入したい」と言うと
チャラスの二番手である、ハシシを買ってしまうわけです
そのため
「インドのハシシって微妙だなと思ってたんだよねー!
チャラスって言わなきゃだめだったのか」
という、外国人が出てくるわけ。
お友達に教えてあげてくださいね。
スッキリ!