DMTが見せた、儚く美しい世界 | 【インドと台湾で体験】
自然な幻覚剤についての記事が続きます。
今回は、DMT=ジメチルトリプタミン。
DTM=デスクトップミュージックじゃないよ!
世界を旅行していると、自然な麻薬で幻覚を見る体験と、宗教的なリチュアル、儀式が密接に結びついていることがよく分かるの。
前のブログに書いた、LSAよりも強烈で明らかなトリップが味わえるDMT。
それもそのはず、DMTは地球上で最強の幻覚剤と呼ばれているそうで。
アヤワスカとかペヨーテ、チャンガもこの類です。
台湾でもDMT体験しております。
DMTの効き方
さて、DMTの効きは、ウィードやチャラス、LSDにモリーにコカイン、、、
どれとも違う。
私は、台湾の山奥と、お馴染みインドでやったことがあるんだけど。
言葉で表すと、吸い込んだ瞬間に
5, 4, 3, 2, 1
Boom!
という速攻ぶり。
そこからは目を閉じていても、開いていてもサイケデリックな風景が見えてくる。もうウネウネがずーーーと止まらない(笑)
まさにウルトラヘブンの世界です。
サイコアクティブサブスタンスが好きで、読んだことない人は必読。
DMTは眼にくるドラッグ
視界に入ったものは全て極彩色になり、幾何学に再構築される。
目を閉じていても、まぶたの血管が、また、頭で視覚的にイメージしたものすべてをサイケデリックにリデザインしてくれる、丁寧っぷり。
もし音楽を鳴らしていたら、その音楽ですらデザインに入り込んできて、リズム合わせて動き出す。
もう、美しすぎる世界。
効きは短いよー
ただ、このDMT、効きはそんなに長くないのです。
まあ、一時間とかこんな強烈なトリップが続いたら、どんなに慣れた人でも狂っちゃいます!
Boomからだいたい、15分程度ってとこです、焦らずに安心してね。
ビューティフル
最近もインドでやったんだけど、その時は久しぶりに好きになった男の顔が幾何学になって出てくる出てくる、、、
旅の途中で出会って、彼が私のことめちゃくちゃ好きなのは分かってて、その前の晩、会って4日目で一緒にいたいと言ってくれた年下男。
その時、私が選んだ音楽はアリス・コルトレーンでした。
ジャズ史上最高のカリスマ、サックスプレイヤー、ジョン・コルトレーンのピアニスト&ハーピストの奥さん。
最上の音楽を良いスピーカーでかけて、森の中でのトリップ。
このアルバムは超オススメです。
一緒にやった人たち、みんな私の選曲にappreciateしてくれたよね。
彼女もキャリアの絶頂のあと、インドに住み、スピリチュアルな旅をしながらインド音楽の巨匠たちとセッションしたそうで。
その様子を録音したアルバムもあるよ。
楽しくトリップするコツ
この世はひとつしかないわけじゃなくて、パラレルワールド。
私がお腹の中に抱える宇宙もあれば、他の人たちが抱えてる宇宙も無数にあるということ。
自分自身の見方次第で、同じ場所にいてもまた別の現実が顔を出す、世界が変わる。
でもだからって、自暴自棄にならないこと。
その時の選択、その時の体験、感じ方こそが真実であって受け入れるべき一つのもの。同時に、それでも真実ではないということをどこかで分かっていないと、ドラッグは楽しめないかな。
難しい?
Happy trip!
DMT: The Spirit Molecule (2010)
なんとYoutubeで、フルで見られます。