日本男性は、大麻を吸ってることを奥さんに言えない?大麻ヒステリー | 武田邦彦先生
日本の既婚者男性は、大麻を吸ったことがある/吸ってることを奥さんに言えない?
昔、東京で一緒にバンドをやっていた男友達数人から聞いた話なんですが
自分たちの奥さんが、自分が大麻を吸ったことがある/吸ってることをずーっと知らないとか!
それってどんな浅い関係性なんだろう?と思ってしまうんですよね。
私なんかは、一回くらいマンチーでゲラゲラ笑いころげてるところとか、逆にバッドに入ってるとこくらい見せ合わないと
その人が本当にどういう人間かなんて分からないんじゃない?
なんて勘ぐってしまいます。
同じ日本人でも大麻についての認識の差が
そして、それと同時に。
それだけ
大多数の日本人が、大麻について誤解したままということ
もひしひしと感じるわけです。
日本人女性はとくに多いかもしれませんね。
最近、やはりプレ・コロナ時代よりも家にいることが多くなったので
アマゾンキンドルに入って読書したりなんかしてるわけですが
大麻関連の書籍もアンリミテッドの読み放題にたくさんにあったので、ひたすら読んでいます。
中でもこれ、武田邦彦先生の、『大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~』!
テレビのコメンテーターとして見たことがありますよね。
武田邦彦先生。中部大学総合工学研究所特任教授。
そして、大麻合法化支持者だとは、存じませんでした!
大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~
私が読んだ、武田先生のご著書はこちら。
- 古来から人間とともにあった大麻
- 麻の着物、蚊帳、赤ちゃんの産着、神社での儀式、下駄の鼻緒など、大麻を広く利用してきた日本の歴史
- アメリカで大麻が痲薬とされてしまった経緯、奴隷制度や禁酒法との関係性
- そのアメリカ続いてしまい、まだ誤解したままの人が大半の日本の憂うべき状況
この本は、大作です!
この一文でまずやられますね。
「大麻は、日本の気候にあっていて、農薬などが少なくて済み、成長が早く、広い用途に使うことができ持続性社会を考えるなら最適な作物の一つ」
そして非常に体系的にわかりやすく、歴史的背景を交えて大麻について論じた後の
こちら
「罪のない人を犯罪者にする」という点で犯罪的
p. 1330 『大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~』武田邦彦
そして話は南北問題にまでおよびます。
大麻を吸う人なら、すごくスンナリ理解できるこの話。
南の暖かく、比較的のんびりとしてGDPが低い国(=貧しい地域)に大麻がよく育ち、大麻を吸う習慣があることに関して言及。
そこからさらに視点を上げて、この世の中の不条理、しかし真実を言い当てたこちら。
そんななか、もし人類があまりにまじめに勉強したり、仕事に精を出したりすると、他の動物は居場所がなくなり、世界は人類だけになっていたことでしょう。でもそうならなかったのは、第一に疫病、第二に戦争、そして第三に「活動しない」生活と痲薬というものが、人類の社会にはあったからです。
p. 1833 『大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~』武田邦彦
このコロナ時代に、ぐっときますね。
ステイホームで人間が経済活動をスローダウンして、何が起こったでしょうか?
野生動物たちが邪魔な人間のいなくなった街を自由に闊歩し
公害の元になる排気ガスが減ったインドのデリーでは、いつもスモッグで曇っていた空が晴れ渡り、今まで見えなかった遠くの山が肉眼で見えるようになりました。
そして男友達の奥さん、日本人女性には、この一文を!
日本人には「してはいけないことはしない」という道徳があり、それは今でも変わらずに守られているように思います。
ただ最近、日本人は頭を巡らすことが少なくなり、さらに「得になることをする」という傾向が強くなってきたようにも思います。また、官僚や自治体の力が強くなり、日本人全体が幼児化したような規制が多くなりました。
p. 2000 『大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~』武田邦彦
武田先生のウィキペディア
武田先生のウィキペディアには、先生が支持する大麻合法化について
こんなアツイ記述がありました。
大麻の合法化を支持している。名古屋大学時代に大麻やアスベストの研究をしようとした際、圧力や手続きの難しさからできなかったが、自身の研究室のシンボルマークとして、学問研究の自由を象徴するものとして、大麻の葉っぱのマークを採用した。名古屋大学のパンフレットの研究室紹介記事にも大麻のマークを載せた。武田邦彦 - Wikipedia
大麻やアスベストの研究をしようとした際、圧力や手続きの難しさから
→本当の事がわかると困る、ということでしょうか、、、
学問研究の自由を象徴するものとして、大麻の葉っぱのマーク
→泣けます。
みんなもぜひ読んで、感動してください。
Hempiness♥オフィシャルサイトができました!
といいます。
ワンネス!ピース!